代表インタビュー

Q.内田社長は一代でこの会社を興されたということですが、どういったきっかけで会社をお作りになられたのでしょうか?


「そうですね。以前は大手の一般企業に勤めていたのですが、そういう会社って組織で動くじゃないですか。もちろん組織にはさまざまなメリットがあるのはわかっていますが、自分には違和感のようなものを感じていたんです。例えば、一般社員である私が上司に仕事にかんする提案をあげても、なかなか上層部まで意見が通らない。そんなことが何回か続いたので『自分で会社を興した方がいいんじゃないか』と考えてやってみたんです」

Q.いわゆる独立ということでしょうか


「会社を作ったのが平成元年ですから、当時はバブルがはじける前ですね。まあその影響もあって、従業員も入ってきて、さらに周囲からの後押しもありました。しかし今思えば『お客様に恵まれていた』というのが一番大きかったですね」

Q.それでは会社の運営に際して気をつけていることは何でしょうか?


「まず当然のことですが、お客さまに迷惑をかけちゃいけないということでしょうね。あとお客様の要望に関しては、対応できるものは何でも引き受ける。私たちに頼んでくるということはお客さまが困っているということなので、『それに可能な限り答えて、さらに満足してもらう』ことに力を注いできました。そうすると、満足してくれたそのお客さまが、また新しいお客様を紹介してくださる。こういったことの積み重ねで、30年もの間、会社を続けられたのだと思っています。気をつけているという点でいえば、働いてくれる社員たちのこともそうですね。仲間と呼んでもいいのではないでしょうか。お客さまと同じように一緒に仕事をしてくれる仲間たちの幸せのことも考える。この2つが会社を続けていくうえで一番大切なことだと思っています」

Q.よくわかりました。それでは今後の事業展開に関してはどうでしょうか?


「当社では、現在半導体関係の仕事と産業用ロボット関連の仕事をやっています。ひょっとしたら今後はAIなどが入ってくることによって、これまでとはちがう状況になってしまうかもしれません。しかし私たちは、人間でしかできないような『手作りの仕事にこだわっていきたい』と考えているんです。もちろん、量産作業などにかんしてはAIやロボットに敵わないかもしれません。確実にAIなどでは対処できない人間でしかやれない仕事も出てくるはずです。そういった『人間でしかできない仕事』を突きつめていこうと思っています」

Q.ありがとうございます。それではさらに踏み込んだ質問をさせてください。そういった事業展開を支えることは、製品のクオリティにもつながってくると思うのですが、そのクオリティを向上させるために独自に行っていることや気をつけていることはありますか?


「教育ですかね。作業者の技術面にかんする教育を徹底しています。まず現場に入ると1から10まで徹底した教育を行います。まったくなんの知識をもっていない素人を、すべての作業を1人で行える技術者に育てあげるんです。簡単ではありません。1人前の技術者になるまでは1~2年くらいかかるでしょうね。もちろん人間ですから人によっては覚える速度も変わってきます。その人の状況をよく見て『広く浅く教えるのか』それとも『深く広く教えるのか』を臨機応変に変えています。どちらにせよ一人前の技術者になるまで、粘り強く教えていく自信はありますね」

Q.なるほど、社員の方たちが積極的にオリエンテーリングに参加されているようですが、内田社長が社員の方たちとお付き合いをしていくなかで一番大切にしていることは何でしょうか


「もちろん立場上は社長ということになっていますが、会社をスタートした時から作業者たちと現場でモノづくりをやっていたので、仕事を知らない社長ではなく、技術を知っている社長になりたいとずっと思っていました。その気持ちは今も変わっていないです。だから社員も気軽に話しかけられるような環境をつくるように気をつけています。だから和気あいあいと語り合ったり何かをやるということも必要だとおもいます。常に同じ目線で仲間たちとは付き合っていきたいですね」

Q.それでは最後に、内田社長の夢は何ですか?


「好きな事を好きな時に好きなだけやる。例えばある場所が気に入ったとしたら、そこに行って好きなことを飽きるまでやって、また次の好きな場所に行く。野球を高校時代に行っていたので、プロ野球観戦なんかにも積極的に行きますね。さすがに自分でプレイしたりはしませんが(笑)そのうち社員を集めて、草野球チームを作るっていうのもいいですね。もちろんキャプテンは私で(笑)」

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